ゼネラルモーターズとPSAが提携を検討
モデルや技術を共同開発するための合意になる見込みで、欧州での業績回復に必要なコスト削減も併せて実施するという。

自動車業界で二股、三股をかける手法は、傍から見れば倫理的とは言いがたいが、実際にはごく一般的な慣行である。しかも当事者が苦境にあるのであれば、なおさら正当化されるだろう。それゆえ、PSA Peugeot-Citroënが 自らの大陸内だけでなく、大西洋の向こう側にも提携相手を探し始めたとしても、驚くには当たらない。
今週火曜日、このフランスの自動車グループの最高経営責任者であるフィリップ・ヴァラン氏は、フランスの労働大臣グザヴィエ・ベルトラン氏に、ゼネラルモーターズとの協議を開始したことを伝えた。その動機は、Fiatに接触した際のものとよく似ている。欧州でのコスト削減、海外生産の収益化、そして今日必要とされる販売規模の確保に力を貸してくれるパートナーを求めているのだ。
ただし、イタリアのグループとの合意の可能性とは異なり、米国企業との提携では大きな資本関係は生じず、ごく小規模で象徴的なものにとどまるという。あくまで両社の間で技術を共有することが焦点となる。実際、両社は異なる大陸に属しているため、この交換は双方に影響を及ぼすが、優先されるのは欧州である。
ゼネラルモーターズが、PSAの工場を活用したいと考えているのは、この「大西洋のこちら側」だ。その見返りとして、中国市場とブラジル市場での経験を提供する。一方フランス側は、現在苦境にあるOpelを支援し、新しいプラットフォームやエンジン、トランスミッションを提供して、生産コストの削減につなげる。交渉が良い結果に終われば、次回のジュネーブ・モーターショーで正式に発表される見通しで、これはフランスの経済紙ラ・トリビューンが報じたものだ。
さらに、GMがPSAの米国復帰に手を貸すのではないかという、お決まりの噂もささやかれている。とはいえ、Fiatが米国で新たな段階に入ったものの、500が期待されたほど売れておらず、Alfa Romeoはまだ順番待ちの状態にあることを見れば、それも簡単ではなさそうだ…。
出典 | Automotive News
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