Mercedes CL63 AMG by VATH

車両によっては、メカニカル面でも外観面でも、まったく改造を必要としないものもあります。たとえばMercedes CL63 AMGは、私の考えでは、そのまま手を加えずに残しておくだけの十分な魅力と、何より希少性を備えたクルマだと、いくらでも説明できるほどの一台です。
とはいえ、この大型クーペにさらなる希少性を求める人は、いつの時代にも必ずいるものです。今回、その要望に応えたのがVäthのチームによる最新プロジェクトです。外観のカスタマイズに加え、エンジン制御ユニットに新しいソフトウェアのアップデートを導入。その結果、このクルマのV8ツインターボエンジンは、出力を536馬力から630馬力、最大トルクは930 Nmまで引き上げられています。

ドイツのチューナーによれば、この出力であれば、この大型クーペは0から100 km/hまでをわずか4.3秒で加速することや、最高速度300 km/hに到達することも可能です。ただし、最高速度はソフトウェアによって電子的に制限されています。それでも、この車格のクルマというより、スーパースポーツに近い性能を発揮します。
当然ながら、これほどの出力向上に伴い、シャシーの強化も欠かせません。そのため、新しいスポーツサスペンションと、それに見合ったブレーキシステムが組み込まれています。仕上げとして、255/35 ZR20のタイヤを履いた20インチの新しいアルミホイールも装着されています。
最後に、外観面ではカーボンファイバー製のパーツも取り入れられています。新しいリアディフューザーや、フロント・リアの新しいスポイラーなどです。インテリアについては、Väthはあえて多くを見せていません。代わりに、レザーや非常に高品質なディテールに彩られた、同社のアクセサリーカタログを紹介するにとどめています。
出典: carscoop
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