Toyota ヤリス GRMN:ジャイアントキラー!
WRCで活躍したヤリスにインスパイアされ、Toyotaは212 CVの出力と29,900ユーロの価格を備えた限定シリーズToyota ヤリス GRMNを発表した。
Toyotaは、ラリー世界選手権に出場した車両からインスピレーションを得て、新型Toyota ヤリス GRMNを市場に投入した。Renaultは、同じくF1に目を向け、新しいRenault クリオ R.S. 18を発表している。ポケットサイズのスポーツカーが復活しつつあるのだろうか。

いずれにせよ、この小さな「ジャイアントキラー」Toyotaの成功は驚くに当たらない。当初Toyotaは、ヤリス WRXを400台製造し、そのうち200台は日本向けに、ヴィッツとして販売される予定だった。スペインには5台のみ割り当てられ、価格は29,900ユーロである。結果は明らかに不足で、学校の門前のキャンディーより早く売り切れてしまった。ヤリス GRMNの魅力は何だろうか。
212 CVのエンジンとニュルブルクリンクでのセッティング
まず、Toyotaガズーレーシングによるレース技術の結晶であることを挙げたい。1.8リッターのガソリンエンジンは、ロータリーコンプレッサーによって強化され、実に212 CVの出力を生み出す。他の小型スポーツカーがターボチャージャーで高い性能を得ているのに対し、これは独自の解決策である。トランスミッションはマニュアルで、駆動力は前輪を通じてアスファルトへ伝わる。

二つ目の鍵は、出力重量比である。212 CVのエンジンが動かすのは、わずか1,135 kgの車体だ。そのため走行性能も確かなもので、最高速度230 km/h、0から100 km/hまで6.4秒という数値は見事というほかない。

さらに、Toyota ヤリス GRMNは、伝説的なニュルブルクリンクの過酷なテストをクリアしている。ノルトシュライフェで良好な走りを見せた車は、どのサーキットでも、そしてカーブの多い道でも良好に走る。そのためヤリスの最もスポーティなこのバージョンには、高性能ブレーキ、ブリヂストン ポテンツァ RE050Aタイヤ(サイズ205/45-17)、強化シャシー、より太いスタビライザー、そしてザックス・パフォーマンスが開発した専用ダンパーが装備されている。
Toyota ヤリス GRMNのデザイン
デザインについては、写真をご覧いただくのが一番だ。Toyota ヤリス GRMNはヤリス WRCにインスパイアされた細部が随所に施されている。17インチのアルミホイールはBBS製である。バンパーはこのバージョン専用で、センター出しのマフラーはディフューザーから飛び出さんばかりだ。Toyotaガズーレーシングのレースカラーである白、黒、赤がボディとルーフに施され、非常にレーシーな外観を作り出している。

インテリアも同様で、バケットシートが主役である。まっすぐな道など存在しないかのようなこの車には、Toyota GT86から受け継いだスポーツステアリングホイール、アルミペダル、専用のメーターパネルも備わり、タコメーターのレッドゾーンは7,000 rpmから始まる。

この車の諸元表
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