Ford Hennessey Mustang マッスルカー スーパースポーツ チューニング
ヘネシー・ヴェノム1200マスタングGT500、アメリカのチューナーが手がける最もパワフルなマッスルカー
ヘネシーがシェルビーGT500をベースにした新型ヴェノム1200マスタングGT500を発表。出力は1,200 CVを超え、生産台数はわずか66台となる

Ford マスタング・シェルビーGT500は、フォードのブランドが生み出した最も獰猛なマッスルカーである。それでも、さまざまなチューナーがこのクルマからさらに高い、ときには常軌を逸したほどの性能を引き出してきた。その代表がヘネシーで、同社は他ブランドの中でも特にFordのモデルを得意とし、マスタング・シェルビーGT500の出力を1,000 CVの大台を超えるまで引き上げた。
ヘネシー・ヴェノム1200マスタングGT500と改名されたこのテキサスの企業は、チューニングにさらなる磨きをかけ、マスタング・シェルビーGT500を史上最もパワフルなマッスルカーへと仕立て上げようとしている。その車名の数字が最初のヒントになるはずなので、さっそく何に驚かされるのかを見ていこう。

Ford マスタング・シェルビーGT500のボンネットの下には、Ford Performanceが開発した5,200 CCのV8エンジンが収まっている。これにはイートン製のスーパーチャージャーが組み合わされ、771 CVという決して侮れない出力と、847 Nmのトルクを生み出す。そのパワーは7速オートマチックトランスミッションを介して後輪に伝えられる。これだけでも驚異的な数字だが、ヘネシーの仕事と比べると色あせて見えてしまう。

ヴェノム1200マスタングGT500では、ヘネシーのチームがスーパーチャージャーをより大型の3.8リッター相当のものに交換した。さらに、ハイフロー吸気システム、新しいインジェクターと燃料ライン、新しいベルトとテンショナーなどの改良を加えた。その結果、V8は1,217 CVという圧倒的な出力と、1,223 Nmのトルクに到達した。このパワーは標準装備のオートマチックトランスミッションを通じて後輪へ送られ、トランスミッションもこの強大な出力に合わせて再調整されている。なお、同社はこの出力を得るには、E85のような高オクタン価燃料を使用することを推奨している。

機械部分の改造を除けば、ヴェノム1200マスタングGT500の外観は変わらず、見た目は通常のマスタング・シェルビーGT500と変わらない。ただしオプションで、1966年にル・マン24時間耐久レースで優勝したFord Mark II GT40へのオマージュとなる特別なデカールを装着することもできる。もちろんヘネシーのビニールステッカーも欠かせない。
Ford マスタング・シェルビーGT500はアメリカ以外では見つけること自体が難しいが、ヴェノム1200マスタングGT500はさらに希少になる。このアメリカの企業は、全世界でわずか66台のみを製造する計画で、マスタング本体の価格を除き、おおよそ60,000ユーロ(為替換算)の価格が見込まれている。
https://youtu.be/lmFOvSgZqqs
この車の諸元表
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