Ford ジュネーブモーターショー2011にて

Guillermo Arnal     2 3月 2011     3 min.
Ford ジュネーブモーターショー2011にて

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ブルーオーバルは、今回のジュネーブでは以前ほど目立った存在ではなかった。主な理由は、1月のデトロイトでヴェルトレク、フォーカス エレクトリック、さらにスイスのショー会場のブースにも展示されている2台のC-MAXハイブリッドなど、多くの新型車をすでに披露していたためだ。最大の目玉であり最も注目を集めたのはB-MAXコンセプトで、これはフィエスタをベースにした新型コンパクトミニバンの先行公開モデルであり、来年の発売時にはC-MAXの下に位置づけられる。

ショーの開幕数日前にFordが私たちを魅了したこの「サプライズ」は、前述のモデルから多くのデザイン要素を受け継いでいるが、リア部分だけは、ブランドのスタイルを踏襲しつつもより個性的な造形となっている。最も目を引くのは、後部の2枚のドアがスライド式である点だ。これにより、狭い場所や駐車場でも室内への乗り降りが容易になる。観音開きを採用したOpel メリーバに惹かれていたかもしれない顧客を取り込むための、セールスポイントのひとつとなるだろう。

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また、Bピラーがない構造は市販モデルにも採用される可能性があり、そうなればB-MAXの個性はさらに際立つだろう。Fordのディーラーに並ぶ際には、同社のラインナップの他のモデルにも搭載されている1.6 Ti-VCTと1.6 TDCiのエンジンに加え、過給機付き直噴の3気筒1.0 SCTIが複数のバリエーションで新たに設定される予定だ。この新エンジンには、デュアルクラッチトランスミッションのパワーシフトを組み合わせることもできる。

そのほか、会場で目にした新型車で、約1か月前にお伝えしたものとしては、新型レンジャーのワイルドトラック仕様、Ford IndividualプログラムによるKaの特別仕様車「メタル」、そしてトランジット コネクト エレクトリックがあった。しかし、もうひとつの本当に重要な新製品はクルマではなく、通信システムのSYNCだ。2007年から北米で大きな成功を収めてきたこのシステムが、ついに2012年にヨーロッパにも導入される。

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私たちはこれを搭載した新型フォーカスで確認した。SYNCを搭載する最初のモデルになるからだ。北米のFordと同様に、SYNCはMyFord Touchインターフェースを通じて、ステアリングホイールのボタンから、あるいはセンターコンソールのディスプレイから操作でき、もちろん音声認識にも対応する。

マイクロソフトと共同開発したこのシステムで操作できる機能は、エアコン、オーディオ、ナビゲーション、そしてUSBポートまたはBluetooth接続でクルマにつないだあらゆる機器であり、「ハンズフリー」の概念を広げてくれる。たとえば、対応する携帯電話を、手に持っているのとほぼ同じように操作でき、テキストメッセージの読み上げや送信も可能だ。さらに、USBモデムやスマートフォンをBluetoothで接続すれば、SYNCは車内の全員が使えるWi-Fi接続を作り出すことができる。

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SYNCの欧州版は、19の言語と各言語のさまざまなアクセントで、最大1万種類のコマンドを認識するほか、音声でSMSを入力する際の特定の略語や、ヨーロッパ大陸の単位・書式にも対応する。Fordのユーザーは、ディーラーでUSBメモリにシステムをダウンロードして、それを自分のクルマにインストールすることで利用できる。

出典 | Equipo Highmotor

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