Hondaの代表取締役CEOが辞任し、後任には中国の研究開発責任者が就任する

Hondaは本日、突然の発表として、2009年から同社の社長兼CEOを務めてきた伊藤孝延氏が、同年6月の株主総会での承認を経て、6月に退任すると発表した。後任には、研究開発担当副社長であり、中国に駐在する55歳の菰田隆博氏が就任する。
伊藤氏の社長在任期間は、Hondaのイメージに論争を呼び、マイナスとなる出来事が相次いだ時期として締めくくられる。そのなかでも最も新しく、かつ深刻なものがタカタのエアバッグ問題である。東京に本社を置く同社は、この問題のスキャンダルで最も大きな打撃を受けた。世界中で1,300万台もの車両がリコールの対象となり、影響を受けたメーカーのなかで最多となったほか、死亡事故が6件に関連付けられたのは、唯一同社であった。

エアバッグ問題に加えて、ここ数年の経済危機、2011年に日本を襲った地震とそれに伴う津波、同年にタイで発生してHondaが数か月にわたり操業停止を余儀なくされた洪水、日本の自動車メーカーにとって不利に働いた為替相場の変動、新型フィットハイブリッド(欧州ではジャズ)などの特定モデルにおける品質上の欠陥、そして生産ラインにおける経費削減策によって、日本国内の複数の現地サプライヤーが憤慨するといった問題も重なった。
今夏以降、伊藤氏はHondaの取締役会において顧問として残留する。後任の菰田氏は、1982年に同社にシャシー設計エンジニアとして入社し、中国だけでなく、米国および欧州でも豊富な経験を有する。この幹部は主に、1994年と1995年にそれぞれ発売された初代オデッセイとCR-Vの開発に関与したことで知られている。
出典 | Honda
経由 | ロイター
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