DSFK IX5:中国発の新しいSUVがLPG仕様とECOステッカーで登場
クーペスタイルのボディを持つDSFK IX5は、中国ブランドのSUVで、スペインでは1.5ターボ(150 CV)エンジン搭載モデルが26,400ユーロから販売されています。LPG仕様も選べ、ECOステッカーの取得にも対応しています。
先日はインビクタ・グループのモデル攻勢について取り上げ、LPG対応の中国製SUVを紹介しました。その中にはDFSK 580とIX5が含まれています。前者はすでに市場に出ており、実際に試乗する機会もありました。DFSK 580 LPGの試乗記はこちらからお読みいただけます。今回は新型DFSK IX5について、さらに詳しくご紹介します。SUVとしてクーペ風のデザインを採用し、デザインと先進技術の面から「中国車」というイメージを払拭しようとするモデルです。
今、最良の中国製SUVなのか?
DFSK 580についてすでにわかっていることや、新型DFSK IX5の画像・仕様から判断すると、中国から来たSUVの中でも最良の一台と言えるかもしれません。もっとも、現時点で選択肢がそれほど多いわけではありません。また、中国車=安価という先入観もあるでしょう。ただ、このモデルはそうではありません。

誤解しないでいただきたいのですが、このIX5は「ローコスト車」ではありません。価格面では欧州、韓国、日本のSUVモデルと競合する水準にあり、例えばNissan キャシュカイ、Seat アテカ、Kia スポーテージなどが比較対象になります。このモデルの強みは価格と装備のバランスにあり、その点でIX5は十分に存在感を示せます。

状況を整理すると、現在実施中の2,000ユーロのキャンペーン適用により、エントリーグレードのDFSK IX5 Classic 110は26,500ユーロからとなります。全長4.7メートルのボディに、欧州・日本・韓国の車種にも見劣りしない内外装デザイン、最新の1.5ターボガソリンエンジン(150 CV)、LPG仕様の選択肢(個人的にはほぼ必須と感じるほどです)、オートマチックトランスミッション、そして充実した装備が手に入ります。
充実した装備
このSUVの特徴の一つは、価格に対して何が得られるかという点にあります。前述のとおり、ローコスト車ではありません。安全装備、マルチメディア、快適装備の面で上級車並みの内容を備えています。価格に対する価値のバランスが魅力です。

エントリーグレードでもフルLEDヘッドライト、 電動テールゲートの開閉(リモコン操作、バンパー下で足を動かすジェスチャー操作、音声操作による自然言語での指示に対応)、パノラミックルーフなどを備えています。またフルデジタルメーター(10.25インチ画面、3種類の表示モード)、スマートフォンのワイヤレス充電、パイオニア製オーディオ、ダッシュボード上のデュアルタッチスクリーンも装備します。
車内では、シートはレザー張りで、前席にはシートヒーターと電動調整機能が付きます。後席は背もたれの角度を調整可能です。背もたれを最も立てた状態でラゲッジスペースは380リットルとなり、このサイズのクルマとしては平均をやや下回ります。背もたれを倒すと最大1,420リットルまで拡大します。

実際の走りについては試乗して確かめる必要があります。DFSK 580の試乗を踏まえると、このモデルはややスポーティな味付けのSUVであるため、唯一物足りなく感じるのは、無段変速機(CVT)のようにエンジンの反応をフィルターしすぎないオートマチックトランスミッションが欲しいという点かもしれません。
ただ、さらに出力の高い174 CVの今後のバージョンが登場するまでは、この1.5ターボがDFSK IX5にとって競争の激しいセグメントで存在感を示す良いスタートとなるでしょう。

そのうえで、DFSKが提供するLPG改造を強くお勧めします。まず、ECOステッカーのメリットを得られます。さらに、ガソリンエンジンとCVTの組み合わせは燃費の面で決して理想的とは言えず、特にこの種のSUVではなおさらです。
なお、同ブランドの保証は4年で、7年まで延長可能です。
DFSK IX5 フォトギャラリー
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