コーナーの歴史: Lancia Fulvia Coupe

Fernando Alvarez     18 11月 2012     4 min.
コーナーの歴史: Lancia Fulvia Coupe

Lancia Fulviaは、60年代を象徴するアイコンの一つであり、当サイトの旧車コーナー「歴史あるクルマ」で取り上げないわけにはいきません。さらに言えば、Fulviaクーペは、そのエンジンパワーと優れた視界により、最新のクルマにも引けを取らない名車です。

Fulvia Coupéは1965年3月、ジュネーブ・モーターショーで正式発表されました。セダンのFulviaをベースに、Castagnero Pieroのデザインによって生まれたFulvia Coupéは、前輪駆動で、セダンと同じ4気筒の縦置きフロントエンジンを搭載していました。

排気量は1,216cc、最高出力は6,000rpmで80馬力(Zaccone Minaが設計した狭角V4エンジンの派生型)、最大トルクは4,000rpmで106Nmでした。エンジンには4速マニュアルトランスミッションが組み合わされていました。当時のデータによれば、Fulvia Coupéの最高速度は160km/hに達し、0から100km/hまでの加速は14秒でした。燃費は100kmあたり約9リットルでした。

1966年1月には、Coupéより軽量なHF Coupéが登場しました。エンジンは変更されていませんが、出力は6,000rpmで88馬力に向上し、最大トルクは5,000rpmで110Nmに増加しました。ドア、ボンネット、トランクにアルミニウムを採用し、窓にはプレキシガラスを使うことで車体は軽量化されました。バンパーも取り外され、ボンネットには黄色と青のストライプが貼られていました。HFの最高速度は161km/hでしたが、速度の向上は燃費にも影響し、100kmあたり9.2リットルに達しました。

1967年3月、ジュネーブ・モーターショーでCoupéの進化型が登場しました。Rallye 1.3とRallye 1.3 HFがHF 1.2に代わって登場し、Coupé 1.2のラインナップに加わりました。両モデルとも新しいシリンダーヘッドを備えた1,298ccエンジンを搭載していました。Rallye 1.3は6,000rpmで最高出力87CV、4,500rpmで最大トルク115Nmを発揮し、最高速度は168km/hに達しました。1.3 HFは最高速度174km/hに達し、LanciaおよびZF製の5速トランスミッションを採用していました。1速は左下に入るレイアウトでした。

Fulviaの進化は止まりませんでした。1968年にはRallie 1.6 HFが登場し、レースでHF 1.3に代わるモデルとして開発されました。エンジンは1,584ccに拡大され、最高出力は115馬力、リミテッドスリップデフと大型のヘッドライトを備え、これがFanaloneという呼び名の由来になりました。このモデルは最高速度180km/hに達し、レース仕様は200km/hを超えていました。

1970年11月、トリノ・モーターショーで第2世代のFulvia Coupéがデビューしました。1.3sの後継となる1.3s S2と、HF 1.6のリニューアルが発表されました。1.3s S2は、新しいプラスチック製グリルと、バンパーに組み込まれた新しいサイドウインカー付きのヘッドライトによって、先代と外観が異なります。衝撃吸収式のステアリングコラムと、リクライニング可能で背もたれ調整のできるシートも備えていました。機械的には、1.3s S2はFulvia Coupéの歴史における転換点でした。5速トランスミッション(HF 1.6と同じもの)とブレーキサーボを採用したからです。最高速度は1.3sより少し低く、約170km/hでした。

モンテカルロ・ラリーやヨーロッパ・ラリー選手権などでの活躍、そして偉大なイタリア人ドライバーSandro Munariの功績により、Lanciaはモンテカルロ・ラリーのデカールをまとった特別仕様車も販売しました。その一つが、2番目のバージョンの1.3s S2です。

1973年、第2世代の生産は終了し、翌月、LanciaはBetaのデビューにもかかわらず、Fulviaの第3世代を正式に発表しました。Coupé 3は1.3s S2の進化型で、当時としては明らかに現代的な特徴を備えていました。内装の変更に加え、第3世代のFulvia Coupéは電子式点火装置を採用しました。

1974年のFulvia Coupé Safariは最後の特別仕様車となりました。一方、1976年にはLanciaがこのモデルの生産中止を決定しました。すでに2年間、Lancia Betaと市場で併売されており、レースではStratosがバトンを引き継ぐことになっていました。11年間にわたって現役であり続けたこのクルマは、60年代から70年代の一部にかけて最も尊敬されたスポーツカーの一つであり、Lanciaがまだ本物のLanciaだった時代を象徴する存在です。

出典 | Lancia Fulvia、Lancisti、Viva Lancia

un comentario

  1. IRONÍAS より:

    Cuando los Lancias sí eran Lancias… Qué tiempos aquellos!!! Os cuento mi caso yo he sido concejal de urbanismo durante la última década y he acumulado una fortuna gracias a mis chanchullos y por la Gracia de Dios y el cachondeo de mis votantes. Y he decidido comprame un gran coche, un MAYBACH, pero me he enterado que la marca desaparece en 2013!!… ¡Un éxito más de la administración Mercedes! Dijo mi compañero, el concejal de Deportes y comisiones. Después dije… Me compro un peazo de ROLLS ROYCE, y voy y me entero que ahora lleva motor BMW y ¿la ROLLS ROYCE histórica, tan fiable y vanguardista, ande etá?, igual me pasó con BENTLEY. Así que dije me compro una máquina e´pañola o casi, un HISPANO SUIZA un tractor Barreiros… y voy y me entero que ya no existen. ¡Qué desilusión! Bueno, dije, me compro un AUDI que es lo que se compran casi todos en este país
    cuando se coge algo de dinero… y voy y me entero que AUDI ahora es de Volkswagen y que sus motores los fabrican en Hungría y la mitad de los componente en China. Me ca´… dije yo. Y entonces recordando que en mis años mozos tuve un Lancia Fulvia, de los coches históricos de Lancia el
    menos llamativo, me compré un LANCIA THEMA, me encanta su aspecto de malote y mafioso, que me ha costado la mitad que un Audi, y por lo menos lleva un motor italiano.

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