G-Power GX5M Bi-TURBO:BMW X5を極限まで仕上げた一台が誕生
ドイツのチューナーであるG-Powerが、BMWのカスタムで知られる同社の最新作を発表しました。ベースとなったのは X5M で、そのパワーは800 CVにまで引き上げられています。

G-Powerは、BMW M8やM2といった、同社の迫力あるマシンを手がけてきました。過激なエクステリア、専用のエレメント、そして何より、ボンネット下の改造によって出力が途方もない数値にまで高められている点が、誌面で紹介したくなる理由です。
こうした要素は、このチューナーの最新モデルにもそのまま活かされています。今回はバイエルンの名車であるSUVのフラッグシップを素材に選び、私たちの好みに合う特別な味付けを施して、G-Power GX5M Bi-TURBOと名付けられました。
新要素は少ないが十分な変化
もともとBMW X5Mは本格的なスポーツ感のあるスタイルですが、今回のモデルではそのキャラクターがさらに強調されています。新たに装着された23インチの鍛造アロイホイールはブラックに、シルバーのディテールが加えられており、このスポーツSUVの路面への接地性も高めています。

ホイールに加えて、標準仕様より大径のエキゾーストパイプも取り付けられています。巨大なタイヤと組み合わさることで、このクルマが格別な存在であることがはっきりと伝わってきます。
インテリアに目を向けると、G-Powerは内装のデザインをほぼそのまま維持しつつ、複数のインサートを追加しています。そこには個体番号とチューナーのロゴが刻まれています。

G-PowerのX5用エンジン
外観の話はここまでにして、次はこのクルマの心臓部について見ていきましょう。おそらくこれこそが全体で最も注目すべき点です。G-Powerは、新たな制御ユニットによってX5Mの性能と走りを向上させることに大きな力を注いでいます。
まず一つ目は「GP-700キット」と呼ばれるもので、X5M Competitionが搭載する4.4リッターのツインターボV8(625 CV)の出力を、700 CV、最大トルクを850 Nmへと引き上げます。

このキットでは物足りないという方のために、G-Powerは「GP-750キット」も用意しています。その名のとおり、出力は750 CV、最大トルクは900 Nmまで高められます。
最後に、最上級を求める方には「GP 800キット」があります。これは別の制御ユニットに加えて新しいターボチャージャーも追加され、800 CVの出力と、実に950 Nmものトルクを生み出します。
この車の諸元表
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